セリア組紐メーカーの作り方完全ガイド|初心者でも美しく仕上がる
Sarah Scott
Published Jul 20, 2026
セリア組紐メーカーの作り方完全ガイド|初心者でも美しく仕上がる
100円ショップのセリアで買える組紐メーカー。たった110円のツールが、あの映画で一躍注目を集めた日本の伝統工芸・組紐を、自宅のテーブルの上で再現させてくれる。難しそうに見えて、実はコツさえ押さえれば誰でもすぐに始められる。この記事では、セリア組紐メーカーの使い方と作り方を、基礎から丁寧に解説していく。
組紐メーカーとは?セリアで買える理由
映画「君の名は。」の中で出てきた組紐が話題となり、主人公の女の子がおばあちゃんと一緒に組台で組紐を作るシーンが印象的でした。映画に出てきた組紐を作りたいという人が増えるさなか、組みひもメーカーが登場し、爆発的な人気商品となりました。組紐という文化は古くから日本に根付いているが、それを一気に身近にしたのがこのシンプルなディスク型のツールだ。
組みひもメーカーは円盤状のディスクで、中心に開いた穴に糸を垂らして、切り込みに糸をかけて編んでいくハンドメイドツールです。構造自体はとてもシンプル。だからこそ、年齢を問わず楽しめる。セリアには組紐プレートや組紐メーカーというアイテムもあり、セリアの組紐メーカーを使ってオリジナルの組紐を手作りすることができます。
組紐作りには「組台」というものを用いますが、最近では手芸屋さんの他にダイソーなどで「組紐メーカー」という物が手に入ります。「組台」と違い手頃でコンパクトなので、気軽に始めることができます。メーカーによっては「組紐ディスク」という名前で販売されています。セリアでも同様のディスクが展開されており、コンパクトさと価格の安さから特に入門者に支持されている。
セリア組紐メーカーの特徴と構造
セリアの組紐メーカーには、真ん中からひっぱる重しになるパーツがついているようです。この重しパーツが意外と重要で、編んだ組紐を穴から引っ張り出す際のテンションを安定させる役割を果たす。糸がたるまず均一に組まれるかどうかは、この重さのかかり方次第と言っても過言ではない。
ディスクには外周に沿って番号付きの切り込み(スリット)が刻まれている。スリットに糸を通し説明に書かれている番号に従って編み込んでいくものなので、誰でも簡単に作れるように設計されています。「組台」を用いなくても、シンプルなものから複雑な模様まで幅広く作ることが出来るので、初心者の方にもオススメです。
「組紐メーカー」には基本の作り方の説明書も入っているので、初心者の方はまず基本的な組紐作りから始めてみましょう。説明書の内容だけでも十分に作れるが、この記事ではさらに踏み込んだポイントも紹介していく。
必要な材料と道具を準備する
作り始める前に、まず手元に揃えておきたいものをチェックしておこう。最低限必要な材料は意外と少ない。
| アイテム | 詳細・目安 |
|---|---|
| セリア組紐メーカー(ディスク) | 重しパーツ付き・110円 |
| 刺繍糸またはリリアンコード | 各色180cm前後(8本使いの場合は4本を半折り) |
| クリップ(目玉クリップなど) | 糸先の重し代わりに使用 |
| ビーズ(留め具用) | 仕上げの止め用。なくても可 |
| はさみ | 糸のカット用 |
リリアンコードは組紐に似たような仕上がりになるので、リリアンコードを使用するのもおすすめです。1本1本が太いため刺繍糸よりも丈夫です。素材選びは仕上がりの質感を大きく左右する。初めての人には、扱いやすくて滑りの良い刺繡糸が無難だ。
セリア組紐メーカーの基本的な作り方(8本糸)
最もポピュラーなのが8本の糸を使った丸打ち組紐。まず、4本の刺しゅう糸を一束にし、半分に折ります。その中心から1.5cm程度の輪ができるようにひと結びをします。この最初の結び目が、仕上がりの起点になる。しっかり結んでおかないと、編んでいる最中に糸がバラバラになりやすい。
糸先に重し代わりにクリップをつけ、組みひもメーカーの穴の中へ通します。次に糸を所定の番号のスリットへ振り分けていく。写真のように紫の糸を31と1に、黄色の糸を9と10に、青の糸を17と18に、赤の糸を25と26にかけます。これが基本の配置。色の組み合わせはお好みで変えてOKだ。
そしていよいよ編み込みのステップへ。2の糸を16へ、18の糸を32へ、26の糸を8へ、10の糸を24へ移動させる。この3から6の動きで1セットです。この一連の動作を繰り返すだけで、みるみるうちに美しい組紐が現れてくる。
付属のレシピ通りに各刺繍糸の端を切れ込みの番号1、2、9、10、17、18、25、26に掛けて開始します。常に2本並んでいる右側を対角側の左側に動かしており、糸の位置が反時計回りにズレているはずです。後は、糸が弛まない様に注意しながら、ひたすら織り込んでいきます。このリズムが分かってくると、手が自然と動くようになる。テレビを見ながらでも進められるくらいの、心地よい単純作業だ。
4本糸の入門編と16本糸への挑戦
初めての方は、まず4本からスタートしてみましょう。4本糸の組紐は細くてシンプルなデザインになる。ストラップやチャームにちょうど良いサイズ感で、ビギナーが手順を体で覚えるのに最適だ。
8本で組紐を作り始めると、4本の時と違い、途端に複雑に見えてしまいます。しかし糸の運び方と組まれる仕組みを理解すれば対応できます。慣れてくれば、8本糸でも迷わずリズムよく手が動くようになる。ここで挫折する人が多いが、最初の10分さえ乗り越えれば後は楽しさしかない。
4本、8本と糸の数を増やして慣れてきたら、16本の糸で作る組紐にもチャレンジしてみましょう。本数が増えると難易度も上がっていきますが、その分本数の少ないものより美しい組紐を作ることが出来ます。オリジナリティの幅も広くなっていきます。16本糸になると、ヘリンボーン柄や螺旋模様など、まるで職人が作ったような複雑な仕上がりが期待できる。
丸打ちと平打ち、2種類の組み方の違い
前述までにご紹介していた組紐は、主に丸打ち組紐を作るための円形の組紐メーカーを用いたものでした。一方、平打ちの組紐を作る際は、四角い形の組紐メーカーを用いることがあります。セリアでも円形と四角の両タイプが手に入ることがある。
丸打ち組紐は断面が丸く、ブレスレットやアクセサリーに向いている。一方、平打ちは帯紐や栞(しおり)、キーホルダーのひもなど、平たい仕上がりが求められる場面で活躍する。どちらを選ぶかは、何を作りたいかによって決まる。
仕上げ方と失敗しないためのコツ
編み終わりは、ビーズを通してひと結びをします。余った糸はカットしておきましょう。この処理をしっかりやっておかないと、ほどけてきてせっかくの作品が台無しになる。ビーズの代わりにマクラメ用の留め具やカシメ金具を使っても、ぐっとアクセサリーらしい仕上がりになる。
組紐の出来は紐(糸)の材質と技量に左右される気がします。均等にテンションを掛けて織り込まないと、凸凹した物が出来上がるようです。また、糸を素手で触ることで、糸が汚れる事があります。布手袋等を使用したほうが良いかもしれません。特に明るい色の糸を使う場合は、手の油や汚れが目立ちやすいので注意が必要だ。
ひたすら同じことを繰り返す地味な作業ですが、糸をかける順番さえ間違えなければきれいな模様に仕上がります。焦らず、一手一手丁寧に。それだけで完成度は大きく変わる。
糸の素材・色選びで仕上がりが変わる
刺しゅう糸を使用しましたが、ヘンプコードやリリアンコードなどひもの素材を変えて楽しむことができます。ミサンガなどのひもを使ったブレスレットは、夏のオシャレにぴったりです。素材によって質感もかなり変わる。ヘンプコードはナチュラルな雰囲気に、リリアンコードはツヤ感があり、刺繡糸は細かな色の表現が得意だ。
カラー選びも腕の見せどころ。2色で組んだ場合の柄の出方と3色で組んだ場合の仕上がりの違いも参考になります。2色でシンプルに仕上げるのも良いが、3色以上使うと模様がぐっと複雑に見える。隣り合う色のコントラストを意識すると、メリハリのある仕上がりになる。
セリア組紐メーカーで作れるアイテム例
組紐メーカーがあれば、ブレスレットやミサンガにとどまらず様々なアイテムが作れる。和服の帯締めやお祭り装束の飾り、日用雑貨のアクセントまで、様々なシーンで活躍する組紐は簡単に生活に取り入れることができます。オリジナルの組紐を作ってみたり、その組紐を使ってさらにハンドメイド作品を作っていくのもとても楽しそうです。
スマホケースのストラップ、バッグのチャーム、プレゼントのラッピング紐、ヘアアクセサリー。使い道を考えながら糸の色を選ぶのも、組紐メーカーの楽しみ方のひとつだ。親子で一緒に作ったり、ペアブレスレットとして友人と交換したりする楽しみ方も広まっている。
組紐メーカーはどこで手に入る?
組紐メーカーが売っているところを調べてみると、百均のセリア、手芸用品専門店のユザワヤ、通販サイトのAmazon、楽天で売っていました。セリアが最も手軽に入手できる選択肢のひとつだ。ただし店舗によって在庫状況が異なるため、見つけたときに確保しておくのが賢い。
「組ひもメーカー」自体何ら特別な構造の物では無いので、ダンボールや下敷き等を加工して自作する事もできます。硬さや大きさ等もちょうどいいので、100円で購入出来るならお得感はあります。万が一手に入らない場合は、厚紙をディスク状に切り抜き、外周に均等な切り込みを入れるだけで代用できる。中心に穴を開ければ完成だ。
まとめ:110円で始める日本の手仕事
セリアの組紐メーカーは、伝統ある日本の組紐文化をだれでも手軽に体験できるツールだ。ディスクに糸をかけ、番号通りに動かすだけ。それだけで、しっかりとした柄のある組紐がテーブルの上に生まれてくる。最初は4本糸からスタートし、慣れてきたら8本、16本へとステップアップしていくのが上達の近道だ。
素材を変えれば雰囲気もがらりと変わる。色の組み合わせを試すだけで、毎回違う表情の作品が生まれる。セリア組紐メーカーの作り方をマスターして、自分だけのオリジナル組紐を作る楽しさをぜひ体験してみてほしい。